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議会の活動

委員会行政視察報告

平成19年度 議会運営委員会行政視察報告(7月30日〜8月1日)

1 視察参加者

委員長 浅原利夫   副委員長  原田欣知
委員  藏成幹也、田中 勇、俵田祐児、野村幹男、有田 敦、重見秀和、須藤杲一、佐田誠二、
     藤村和男
議長 武田寿生   副議長 山根幹夫

2 視察月日

平成19年7月30日(月)〜8月1日(水)

3 視察先及び視察内容

三重県伊賀市   伊賀市議会基本条例について
三重県四日市市  議会運営と議会活性化の取り組みについて
兵庫県宝塚市   議会運営と議会活性化の取り組みについて

4 視察目的

・まちづくり基本条例における議会の役割と責務、及び議会としての基本条例(議会基本条例)の内容と策定に至る背景、策定過程等について調査するため。(伊賀市)
・議会運営と議会活性化の取り組みについて、特に、議員が提出する政策条例の制定内容や過程、また議会の広報広聴機能の先進的な取り組み等を調査するため。(四日市市、宝塚市)

5 視察概要

○三重県伊賀市  伊賀市議会基本条例について
〔内容〕
◇条例策定の経緯
伊賀市行政視察風景
・地方分権推進の流れを受け平成16年12月に伊賀市自治基本条例が制定され、第5条の2に分野別の条例制定に努めることが規定されました。
・正副議長選挙における所信表明で「議会基本条例の制定」を公約として掲げた議長が当選され、「議会のあり方検討委員会」に諮問されました。
・条例案について市民との意見交換会やタウンミーティング、パブリックコメントを実施したほか、全議員の懇談会を開催され、その後、一部修正した内容で議案を上程し、平成19年3月定例会において賛成22反対11で議会基本条例の議案が可決され、自治基本条例の理念を具現化するための議会基本条例が制定されました。
◇議会基本条例の特徴
議会報告会(第7条)
 市民との意見交換の場として設置を義務化しています。
議会と執行機関との関係(第8条)
  議会と行政の緊張関係の保持、透明化を図るため、一問一答方式による質問等の実施や行政から議員への反問権の付与、口利き、働きかけ防止を定めています。
重要な政策提案のための7つの条件(第9条)
 政策の公正・透明性の確保、議会審議での論点の明確化を図るため政策を提案するための7つの条件を必要とすることを定めています。
伊賀市行政視察風景政策討論会(第12条)
 市政に関する重要な政策及び課題に対し議会としての共通認識をはかり、合意形成を得るため開催し、二元代表制の一翼を担う市議会としての責任と意欲を高めることとしています。
出前講座(第13条)
 委員会での審査の経過等を市民に説明する出前講座の開催を定めています。
議会広報の充実(第18条)
 ケーブルテレビなど多様な手段を活用し、各議員の議案に対する対応を市民に公表することを定めています。
議員報酬(第21条)
 報酬の改正については議員提案とすることを定めています。

〔所感〕
 
伊賀市の議会基本条例は、二元代表性の本来のあり方に関しての理念を再確認しつつ、その具現化に向けた条例となっており、議会報告会の開催、反問権の付与、政策討論会の設置など参考となりました。
 議員同士が委員会の中や日ごろの活動の中で討論し理解を深めていく手段を作ることは本市議会においても大事なことと思います。
 なお、本市議会で議会基本条例を制定する場合は、会派と議員、議員と市民との関係を整理する必要があると考えます。

○三重県四日市市  議会運営と議会活性化の取り組みについて
〔内容〕
 四日市市議会は積極的に議会改革に取り組んでおられ、議員提案による政策条例として市民自治基本条例などを制定されています。
◇議会活性化の主な取り組み四日市市行政視察風景
・市政活性化推進等議員懇談会を改編して設置した議員政策研究会は、議長の諮問機関ではなく、議員の課題認識に重点を置き、議員同士が意見交換する場として設置されています。
・議会モニター制度は、議会の運営に対して広く市民から意見、要望を聴き議会への市民参加の取り組みとして設置されています。議会のインターネット配信を平成18年6月から開始したことはこのモニターからの意見を取り入れたものです。
・シティ・ミーティングは、議会が地域へ出かけ、市民へ議会活動について説明・報告し、市民の要望を把握する意見交換会として開催されています。ここで出された意見は議員が本会議や委員会での質問等に反映させています。

〔所感〕
 議員提出議案条例は、政策的な条例提案も多く議会としての政策提言能力が高いと感じました。
 議員政策研究会は、議員同士の課題認識の統一や政策についての意見交換や議論の場という協議の場を設置していることが参考となりました。
 本市議会においても、市政に対する提案や、政策立案などの機能を発揮するための研究会のようなものが必要と考えます。
 議会モニター制度やシティミーティング、市政報告会は、どう市民の参加を確保するか、本市でも課題になるかと思います。

○兵庫県宝塚市  議会運営と議会活性化の取り組みについて
〔内容〕
 宝塚市議会は議員による政策条例の提案が活発に行われています。
 また、「議会運営等を検討する委員会」において議会活性化に積極的に取り組まれています。
宝塚市行政視察風景◇議会活性化の主な取り組み
・平成16年6月から議会運営委員会を除く委員会の記録を公開されています。委員会記録は事務局で原本の閲覧ができるほか、インターネットで抄本を公開されています。
・政務調査費の透明性を確保するため、平成19年5月分からの政務調査費を対象として平成20年5月から公開されます。
・平成18年9月定例会から一般質問における一問一答方式を導入されています。このことにより多様な質問がされるようになったほか、答弁が明確化し、FM放送などでもわかりやすくなるなどの効果があったとのことです。
・各議員へパソコンを配置したことにより、本会議録の印刷部数が大幅に削減されています。

〔所感〕宝塚市 充実した議会図書室
・議員提出議案は、理念的なものはなじみやすいと思われますが、財源を伴う場合や市政全般の公平性を鑑み慎重に取り組む必要もあるかと思います。 本市議会においても今後積極的に提出する必要があると思いますが、二元代表制のもとできるだけ全会派が共同で提出できる政策的議員提出議案の策定が望ましいと考えます。
・委員会記録の公開やパソコン配置による議事録の印刷部数の削減など今後の参考としていきたいと思います。

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