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議会の活動

委員会行政視察報告

平成23年度 経済建設委員会行政視察報告(7月5日〜7日)

1 参加委員

委員長 氏永東光  副委員長 右田芳雄
委員  宮川英之、斉藤 亘、兼村幹男、其原義信、須子藤吉朗、澤田正之

2 視察月日

平成23年7月5日(火)〜7日(木)

3 視察先及び視察内容

・大分県竹田市 温泉を活用したまちづくりについて
・宮崎県都城市 畜産振興の取り組みについて
・鹿児島県鹿児島市 中心市街地の活性化について

4 視察目的

・現代版温泉湯冶システム推進事業について現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(大分県竹田市)
・繁殖及び肥育事業の取り組みについて現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(宮崎県都城市)
・中心市街地活性化事業について現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(鹿児島県鹿児島市)

5 視察概要

○大分県竹田市 温泉を活用したまちづくりについて
 〔内容〕
 竹田市は、九州のほぼ中央に位置し、古くから交通や商業の拠点として栄え、竹田湧水群など名水の町としても知られ、基幹産業は、農業と観光事業であり市内には多くの温泉地を有しています。
 このたび、温泉ツーリズムやヘルスツーリズムとの連携による現代版温泉湯冶システム推進事業を行い、温泉ファンやリピータを増やし、中長期の滞在型観光地づくりを推進されています。
 竹田市観光ツーリズム協会が運営主体で、市が補助をする形で行われています。具体的な取り組みとしては、温泉療養保健会員のパスポートを発行して、1泊あたり500円の保健給付(14泊を上限)を行っているとのことです。現在までに105名に対して支払いをしており、1人あたり2,550円を支払っている状況とのことです。
 また、今後は、温泉関連施設以外の各事業者の積極的な参加が重要であり、旅の行程を現地で気軽に組み立てられるような受け皿の充実が必要とのことです。
 1年を4か月ごとの3つのフェーズに分けて実証実験を行い、8月からは、体験施設の提供として当日や前日の受け入れや保健メニューの開発、観光施設での割引クーポンの検討、タクシー会社での乗合タクシーや観光コースづくりの検討、飲食店などの泊食分離の対応の検討などを行うほか、温泉療養を目的とした方のニーズを満たすようなプログラムの充実が重要で、保健医療機関(病院・鍼、灸、あんま、マッサージ等)や保健指導機関との連携協力も検討するとのことです。
 〔所感〕
 温泉療養保健会員パスポートの発行(温泉療法の保健制度)は、宿泊者に払い戻しをする保健給付の方法で今までにユニークなものであり、湯田温泉を有する本市においても参考になるものでした。
 また、温泉ツーリズムとヘルスツーリズムを連携させた、滞在型の温泉を活用した観光と健康増進を合わせたまちづくりの手法は、温泉だけではない幅広い分野とも連携ができることから、市民湯(立ち寄り湯)への取り組みを含めて、山口でもぜひ取り組むことが必要であると感じました。
竹田市

宮崎県都城市 畜産振興の取り組みについて
 〔内容〕
 都城市は、宮崎市と鹿児島市の中間に位置し、農林業については、年間農業産出額が約698億円と全国でも有数の農業産出額を誇り、地域経済を支える基幹産業として重要な役割を担っています。また農業の中でも、肉用牛・豚・ブロイラー等の畜産業が盛んで、農業生産額の82%を畜産部門が占めています。
 主なものとしては、家畜の改良増殖及び経営改善を図るため、優秀な家畜の導入に対する助成家畜導入事業及び導入資金貸付事業を行っています。
 堆肥については、家畜排泄物法により、堆肥保管施設を作ることを義務付けられましたが、共同施設での運営が難しく個々に処理施設機器を設置しているとのことです。
 なお、地域と調和した資源循環型畜産を推進するため、地域ぐるみで畜産環境保全対策に取り組む体制の整備や、良質堆肥作り及び利用の促進のための家畜ふん尿処理施設、機械等の整備を行っているとのことです。
 また、昨年発生した、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザの伝染病の発生・蔓延を防止するために、「家畜防疫日本一のまちづくり推進事業」や防疫体制の向上のため「養鶏農家生産向上緊急支援事業」等に取り組むなど、地域一体となった防疫体制づくりが強力に推進されているとのことです。
 〔所感〕
 本市では、本年度から阿東地域で黒毛和種の繁殖から肥育までの地域内一貫体制を促進し、新たな担い手の育成を図るとともに、あわせて堆肥利用促進を中心とする資源循環型農業の推進に向けた体制を強化することとしています。
 都城市では、農業生産基盤の整備による優良農地の確保をされ、環境と調和のとれた『環境保全型畜産』が推進され、畜産に関する事業を多岐にわたり展開されています。
 本市においても、地産地消や地域ブランド化の推進の取り組みが行われることから、畜産振興の施策に生かすことが出来るのではと感じました。 
都城市

 

○鹿児島県鹿児島市 中心市街地の活性化について
 〔内容〕
 鹿児島市は、人口60万人の南九州の中核都市として、政治・経済・社会・文化などの高次な都市機能が集積した拠点都市である。また、平成23年3月には、九州新幹線が全線開業したこともあり、新たな交通拠点都市として、新幹線開業効果を最大限に生かすために、コンベンション機能の充実やイベントの開催、新しい観光資源の創造、魅力あるまちとしての都市基盤整備等により、人々の集う街づくりを進めているとのことです。
 鹿児島市中心市街地活性化基本計画では、「気軽にまち歩きを楽しめる回遊性のあるまちづくり」「人々が住まい、集い、活気のあるまちづくり」「多面的な魅力とにぎわいあふれるまちづくり」の活性化を目標に掲げられて、平成19年12月から5年4か月の期間で行われています。
 計画区域は中心商店街のいづろ・天文館地区を中心とする約282ヘクタールを基本に、陸の玄関である鹿児島中央駅からJT跡地に至る54ヘクタールと海の玄関である鹿児島港本港区ウォータフロント地区32ヘクタールを新たに追加して約368ヘクタールの規模となっており、具体的には、市街地の整備改善(16事業)、都市福利施設の整備(10事業)、まちなか居住の推進(5事業)、商業(商店街)の活性化(31事業)、公共交通機関の利便増進(14事業)などが行われています。
 〔所感〕
 鹿児島市は、新幹線全線開業による交流人口の増加を、中心市街地へと波及させる「しくみづくり」として、観光交流センターの設置、明治維新をテーマとした歴史ロードの整備、遊歩道の整備、観光オブジェの設置等のハード整備が実施されているほか、ボランティアガイドによる「まち歩き」コースガイド、「食」をテーマとしたイベント等を通しての「薩摩流おもてなし」を行うなど、回遊性の向上を図るための多くの取り組みがなされていました。
 また、目標を達成するために、関係する部局での横断的な協議も積極的に行われており、市が一丸となって取り組んでいる様子が伺われました。
 本市としても、このようなハード事業とソフト事業をうまく連携させた、さらなる取り組みの必要性と、歴史をまちの活性化に関連付ける手法も参考になるのではと感じました。 
鹿児島市

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