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議会の活動

委員会行政視察報告

平成25年度 経済建設委員会行政視察報告(5月14日〜16日)

1 参加委員
委員長 佐田誠二  副委員長 宮川英之
委 員 兼村幹男、野村幹男、浅原利夫、山本 功、右田芳雄、斉藤 亘、澤田正之

2 視察月日
平成25年5月14日(火)〜16日(木)

3 視察先及び視察内容
静岡県伊東市 観光振興と健康保養地づくり
・静岡県浜松市 中心市街地活性化事業
・兵庫県姫路市 6次産業化の支援と地産地消の推進

4 視察目的
・湯田温泉のにぎわい創出や回遊性の向上につながる観光施策について現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(静岡県伊東市)
・中心市街地活性化事業の検証結果と今後のあり方について現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(静岡県浜松市)
・地産地消や6次産業化による取り組みについて現況調査を行い、取り組みの参考となる先進的な事例を調査するため。(兵庫県姫路市)

5 視察概要
静岡県伊東市 観光振興と健康保養地づくり
〔内容〕
 伊東市は、全国4位の温泉湧出量を誇り、温泉での保養目的や料理などを目当てに、毎年多くの観光客が訪れています。 (来遊客数約644万人、宿泊者数約261万人、リピート率高い)
 主な観光施策は、伊東八景(伊東を代表する8つの景勝地)、伊東市健康保養地づくり事業、伊豆半島ジオパーク事業です。
 伊東市健康保養地づくり事業は、平成11年に「伊東市健康保養地づくり計画(第1次計画)」を策定し、健康回復都市宣言を行うなど、豊富な湧出量を誇る温泉と豊かな自然を生かした健康保養地づくりを推進されており、これまでの主な取り組みとしては、宿泊施設での温泉入浴指導員の活用、認知動作型トレーニングマシンを使用した健脳健身教室の開催、健康をテーマとした滞在型プログラム「健脳健身スローステイ」、健康回復協力店でのメニュー開発、温泉を利用したまちなか休憩施設(ポケットパーク的な公園)の整備をされていました。
 現在の第3次計画では、地域資源を生かした体験・交流プログラムメニューの充実や市民の健康づくりプログラムの充実を図りながら、伊東オレンジビーチマラソンなどのイベントを継続的に開催し、市のイメージや関連事業の認知度のアップを図りながら、魅力的なまちづくりを推進されています。
〔所感〕
 本市では、湯田温泉のにぎわい創出や回遊性の向上を図り、また健康や癒しをテーマとしたソフト事業の取り組みも行えるよう、来年度の開館を目指し、湯田温泉地区に(仮称)湯田温泉観光回遊拠点施設を建設することとしています。
 伊東市では、多様な観光資源とイベント、そして健康をテーマとした観光客のみならず市民にも親んでもらえる取り組みなどを行っており、観光振興の施策の参考になるものと考えます。

東温泉観光・文化施設「東海館」


○静岡県浜松市 中心市街地活性化事業
〔内容〕
 浜松市は、平成19年8月から平成24年3月の期間の5年8カ月において、大型商業施設の進出支援制度などにより認定区域への商業資本の集積を図ってきたが、主要事業である松菱跡地の再生事業が頓挫したため、小売販売額や歩行者通行量は減少傾向でありますが、東地区土地区画整理事業や旭・板屋地区第一種市街地再開発事業等の基盤整備によって居住機能や業務機能は充実されていました。
 また、浜松駅前の浜松駅前旭・砂山地区再生事業による全天候型のイベント広場「ソラモ」と遠鉄百貨店新館が平成23年秋にオープンしたことにより都心部の集客性、回遊性を高める新たなにぎわい拠点が形成されています。
 ソフト面については、平成22年4月に関係者が協働してエリア価値の向上を目指していく「浜松まちなかにぎわい協議会」が設立され、研修会やイベント支援、まちなか情報発信事業や人材育成事業など多岐にわたる事業が行われ、関係者のまちづくりに対する意識が変化し、集客や賑わい創出に向けた創造的な活性化事業が引き続き推進されることが期待されているとのことでした。
 今後の取り組みについては、地権者を含めたエリアマネジメントを推進するとともに、「浜松まちなかにぎわい協議会」など多様な関係者が協働して中心市街地の活性化に取り組む活動を支援することとしており、「出世の町・浜松」や「セントラルパーク構想」など中長期的な観点から進められるプロジェクトとの連携に向け、歴史的・文化的な地域資源を活用した交流人口の拡大を目指されています。
〔所感〕
 本市では、山口市中心市街地活性化基本計画に基づいて、平成19年5月から平成25年3月までの5年11カ月の期間において、中心市街地の活性化に取り組んできました。事業の検証、総括を十分に行ったうえで、中心市街地の活性化方策についての方向性を改めて示すこととなりますが、浜松市での、駅前の全天候型イベント広場である「ソラモ」と遠鉄百貨店新館オープンによる集客と回遊性を高める取り組みについては、参考になるものと考えます。

浜松市ギャラリーモール「ソラモ」〔浜松市ギャラリーモール「ソラモ」〕
平成23年10月に供用された施設で、大屋根をつけた全天候型の快適な歩行者用通路、イベントスペースで、都心において市民の交流を促進し、まちなかのにぎわいを創出する拠点としてイベント等に使用されています。
(利用時間)午前9時〜午後9時30分(年間通じて利用可)
(利 用 例)見本市や展示会、音楽コンサートなどのイベント・募金や署名活動、映画やテレビジョンの撮影など

 

○兵庫県姫路市 6次産業化の支援と地産地消の推進
〔内容〕
 姫路市では、農政総務課内に地産地消担当を置き、重点的・戦略的に地産地消の取り組みを始め、農商工連携、農産物ブランド化の推進や6次産業化の支援など幅広く手がけられており、平成21年3月には、「姫路市農林水産振興ビジョン」を策定し、基本理念(将来像)である「環境と共生し、姫路市民の生命と暮しを支え、温かくふれあえる元気な農林水産業の実現」に向けて推進されていました。
 平成24年度の主な取り組みは以下のとおり
〔姫路市農林漁業まつり開催事業〕
 姫路市農林漁業まつりが、11月10日から11日に、姫路市農業振興センターを会場に、60団体の出店のもと、約2万人の来場者
 姫路とれとれ市 網干かき祭り(提案型農林漁業まつり)が、2月2日にエコパークあぼしを会場に、47団体のもと、約1万2千人の来場者
〔ガンバル直売所応援事業〕
 市の育苗センターで生産された野菜の苗を安価で斡旋するほか、直売向けビニールハウスの整備支援や直売所マップを作成
〔姫路市農産物ブランド推進事業〕
 姫路産農産物の認知度を高め、消費拡大を推進するために、「姫そだち」マークを作成(届出品目:69品目、「こだわり姫そだち」9品目)
〔ファームマイレージ推進事業〕
 直売所に出荷された野菜類を栽培に必要な面積に応じてポイント化し、購入者にポイントを貯めてもらい、一定のポイントを貯めた方に地元の農産加工品をプレゼントするモデル事業(1月26日〜3月2日:ポイントカード配布数 約2,700枚、応募者数 約230名)
〔みかしほレストラン〕
 12月12日から14日に、姫路市農業振興センターを会場に、市内料理学校の学生が創作した料理26品をバイキング形式で556食を提供
〔農商工連携〕
 精肉店・飲食店等との連携による「桃色吐息」(姫路産豚肉)の販売・提供、酒造会社との連携による「千姫のなみだ」(姫路産鳴戸金時を使った芋焼酎)の生産、飲料メーカーとの連携によるサイダー(姫路産ゆずを使った)の生産
〔所感〕
 本市では、今年度から組織的に農林政策課内に6次産業推進室、また阿東、徳地、南部のそれぞれの農林振興事務所内に6次産業推進担当を置き、さらなる6次産業化の取り組みを全域において行うこととしています。
姫路市においては、レンコン、たけのこ、軟弱野菜、ゆず、網干メロン、いちじく、夢そばなどの農産物が生産されており、姫路市内の生産者が作った農産物を「姫そだち」としてブランド化する手法、地元で育った野菜や果物を買うことで、野菜が育つ農地を守るシステムとして農地の有効利用や耕作放棄地の解消が期待され農地の保全にもつながる事業としての「ファームマイレージ」、ユニークな取り組みである「みかしほレストラン」などについては、参考になるものと考えます。

会議風景


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